「未来につないでいく」西日本豪雨から間もなく6年 被災した中学校で復興祈念行事
西日本豪雨の発生から間もなく6年となります。愛媛県宇和島市の中学校では災害への備えの大切さなどを学ぶ集会が開かれました。
2018年7月7日に発生した西日本豪雨で、宇和島市では土砂崩れなどによって13人が亡くなり、吉田中学校は校舎や体育館が水に浸かるなどの被害を受けました。
復興祈念行事には当時の生徒や元教員が参加し、在校生とともに災害やその後の復興を振り返りました。
当時中学2年生 岡山夏帆さん:
「吉田中学校の復興にたくさんの人が関わってくれたように、みなさんも誰かが窮地に立っているときに、 手を差し伸べられる大人になってほしい」
当時を知る多くの参加者が触れたのが、学校の復旧に力を貸してくれたボランティアや地元住民などへの感謝の言葉でした。
2年女子生徒:
「災害で辛いことがあったけど、助け合いがあったから辛いことも乗り越えられたので、助け合いは大事だなと思った」
石碑メッセージ読み上げ:
「みんなつらい思いをしたからこそ、これからの未来につないでいく」