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JR松山駅前に整備の新施設 ホール併設でなく「アリーナ主体で」整備進める方針

2025年3月17日 18:51
JR松山駅前に整備の新施設 ホール併設でなく「アリーナ主体で」整備進める方針

JR松山駅の車両基地跡地に整備する施設の検討会で、ホールとの併設ではなく、“アリーナ主体”で整備を進めていく方針が申し合わせられました。

松山市は、去年9月、JR松山駅の南西「車両基地跡地」に5000席程度のアリーナと100席程度の小規模ホール両方の建設を目指すとしていました。

きょうは、その規模や機能などを具体的に検討するため、有識者を交え、3回目となる検討会が開かれました。

委員からは、「アリーナとホールの併設」について、同じ敷地に整備するのは厳しいだろうなどの意見が出され、ホールとの併設ではなく、“アリーナ主体”で整備を進めていく方針が申し合わせられました。

一方、松山市は、今年築60年を迎える松山市民会館について、老朽化調査の結果、建物そのものは令和18年度まで使用可能であるものの、空調などの設備類などは大部分で改修が必要であると説明しました。

市民会館を巡っては、これまでに市内の文化・芸術団体から新たな音楽ホールの整備など“代替施設”の検討を求める声が上がっていて、委員からは、文化施設については別の検討会の立ち上げも含めて検討していくべきだ、との指摘もありました。

また、車両基地跡地については5000席以上のアリーナを主体に、4月の検討会までに基本計画の素案をとりまとめたいとしています。

最終更新日:2025年3月17日 19:54
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