松山市の防災士が1万人超え 全国の自治体初 公費負担で資格取得すすめる
全国の市区町村で初めてです。愛媛県松山市の防災士が1万人を突破しました。
松山市役所ではきょう、日ごろ防災士の育成や防災活動に貢献している企業や団体に、野志市長から感謝状が贈られました。
日本防災士機構がまとめた先月末の防災士の認証登録者数で松山市は1万39人と、全国の市区町村で初めて1万人を超えました。
野志市長:
「質と量という言葉があるが、数も大事だが、やはり質も大事。質・技術の向上に努めていきたいと思うので引き続きのご協力をどうぞよろしくお願い致します」
松山市では2005年から全国の自治体で初めて、全額公費負担で市民の防災士の資格取得を進めてきました。
また、ことし始めた地域の防災リーダーを育成するためのプログラムでは、災害時に役立つ調理スキルや避難所でのペット対策など、あわせて14の講座が受けられます。
松山市は今後も地域や企業の防災力をさらに高めていくため、来月以降も順次講座を開いていくということです。