愛媛県松山市吉藤にある三島神社で、早咲きの桜が見頃を迎えています。

市内の女性：
「薄紅寒桜と言うんですね、すごい綺麗。感無量です」

近くにある潮見公民館によると、薄紅寒桜は、元々松山市内にあった原木を接ぎ木で増やしたもので、ヤマザクラとカンヒザクラの交雑種ではないかと言われています。

その名の通り、薄紅色の花びらが特徴で、例年2月下旬に開花し3月上旬に満開を迎える、ということですが…

男性2人：
「早いなぁ」

市内の男性：
「大体毎年この時期に見に来るが、今年は地球温暖化の影響なのか分からないが、早い」

今月中旬の異例の暖かさの影響もあってか、例年より1週間ほど早く満開を迎えたということです。

市内の男性：
「2月ってまだ寒い、あるいは3月の頭って。そのときにこの鮮やかなピンク色が見られるっていうのは、非常にあったかい感じがして。光が差したような、そんな気持ちで僕はここが好き」

今週いっぱいは楽しめそうだという、三島神社の薄紅寒桜。

気象台によると、県内はこの先1週間は天気が不安定で、冷え込みが続くということです。