先月、松山市内のホテルで承諾を得たうえで母親を殺害したとして松山地方検察庁はきょう40代の息子を起訴しました。

承諾殺人の罪で起訴されたのは松山市三番町の会社役員、山田潤一郎被告（47）です。

起訴状などによりますと、山田被告は先月30日の午後7時から8時ごろまでの間に、松山市内のホテルの客室で母親の山田妙子さん（76）から承諾を得たうえで首をネクタイで絞めて殺害したとされています。

ネクタイは母親が自ら首に回して結んでおり、山田被告はそれを背後から左手でつかんで締め窒息させたということです。

検察は被告の認否を明らかにしていませんが、警察によりますと山田被告はこれまでの調べに対し「殺したことに間違いありません」と、殺害を認める供述をしているということです。