×

30回の節目を迎えた四万十川ウルトラマラソン 2207人が幡多路を疾走!【高知】

2024年10月21日 0:00
30回の節目を迎えた四万十川ウルトラマラソン 2207人が幡多路を疾走!【高知】
10月20日、第30回の節目の大会である「四万十川ウルトラマラソン」が行われ、2207人のランナーが幡多路を駆け抜けました。

今年、30回の節目を迎えた四万十川ウルトラマラソン。100キロの部には1618人が出場し、午前5時半に四万十市の旧蕨岡中を一斉にスタートしました。

スタートから21.3キロ地点でランナーを迎えるのは、コース序盤にして最大の難所・堂ケ森。麓から峠まで、標高差600メートルにもなる山道を駆け上がります。

一方こちらは60キロの部のスタート地点、四万十町のこいのぼり公園です。
60キロの部は午前9時半にスタート。589人が四万十市のゴールを目指しました。

大会の魅力が、四万十川が織りなす雄大な景色。ランナーたちに大きな力を与えます。

■ランナー
「疲れていたが元気がまた戻って、あと残り30キロ、何とか完走します」

100キロ総合男子優勝は愛知県の大林僚さん。7時間9分9秒で走りきり、100キロの部で自身3度目の優勝です。ゴールでは妻の由香里さんと長男・傑くんが出迎えました。
100キロ総合女子では、千葉県の仲田光穂さんが7時間39分55秒で、大会3連覇を果たしました。

大会実行委員会によりますと100キロの部の完走率は74.2パーセントでした。

■ランナー
「周りの人があとたった10キロよと言ってくれたが、10キロって長いよと思って。本当にあったかい声援でした。」
「四万十川を見ながら走るのが疲れたときに見たら癒された。また出たい」

30回の節目を迎えた四万十川ウルトラマラソン。多くの人たちの支えの中走りぬいたランナーたちの表情は達成感に溢れていました。
高知放送のニュース