14日、高知市の小学校で子どもたちが防災について学ぶイベントが開かれました。
高知市の旭東小学校で14日、地震から身を守るために必要なことを学ぶイベントが開かれました。このうち6年生は高知市役所の担当者などと一緒にマンホールトイレの組み立てと使い方を体験しました。
マンホールトイレとはマンホールのふたを取り外しその上に便座を設置して使用するもので、地震などの災害で水道が使えないときでも利用できます。市は来年度までに避難所39か所へ整備する予定です。
子どもたちは慣れない作業に苦労しながらも、災害時に困らないよう懸命に取り組んでいました。参加した6年生の児童は「便利だと思った。災害がもし起きた時にみんなに役立つよう使えたらいい」と話していました。
また、5年生は地震が発生し電気や水道が止まったときにどのような備えが必要かを考える講演を受け防災グッズへの理解を深めていました。