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四万十市中村の伝統行事『大文字の送り火』 雨のなか『大』の文字が浮かび上がる【高知】

2024年8月20日 18:37
四万十市中村の伝統行事『大文字の送り火』 雨のなか『大』の文字が浮かび上がる【高知】
高知四万十市中村の伝統行事「大文字の送り火」が8月19日の夜に行われ、雨のなか、山に大の文字が浮かび上がりました。

小京都の夜に浮かび上がる大の文字。四万十市間崎の十代地山で19日夜に行われた「大文字の送り火」です。
あいにくの雨が降るなかでしたが、午後7時から地域の人たちが山の斜面に並べたたいまつに火をつけていきました。大文字の送り火は間崎地区の住民が毎年旧暦の7月16日に行っているもので、約500年前に土佐一條家が京都を懐かしんで始めたとされています。

土佐の小京都に夏の終わりを告げる「大文字の送り火」。訪れた人たちが夜の闇を照らす伝統行事を感慨深げに眺めていました。
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