高知県内の県立高校のあり方について検討してきた有識者の委員会は、9月10日、生徒が行きたいと思う魅力や特色のある学校づくりに取り組むべきといった報告をまとめました。

県教育委員会では、来年度から新たにスタートする県立高校再編振興計画の策定に向けて、去年から大学や企業、PTAなど有識者による「県立高等学校の在り方検討委員会」を開いてきました。

8回目の10日は県への報告案が委員に示され、「学校の適正規模は子どもたちの学びのニーズや地域ごとの状況をふまえたもの」にするほか、「学校の特色を積極的に広報する」など、学校の魅力化・特色化に取り組むべきであり、そのためには市町村や小中学校、企業などと連携を進めることが重要であるとしています。今後完成した報告は県教委の協議会に示され、来年度から実施する県立高校再編振興計画に反映される予定です。