3月29日までの期間限定で運航している高知と台湾を結ぶ台湾チャーター便について、高知県は10月下旬までの運航延長が正式に決まったと発表しました。

台湾チャーター便は台湾の桃園国際空港と高知龍馬空港を週2回往復するもので、2023年5月に期間限定で運航が始まり、これまでに3回の延長を経て運航は3月29日までとなっていました。

県によりますと、就航開始から2月までの平均搭乗率が95％と高いことなどから、3月5日に正式にタイガーエア台湾がチャーター便の運航を10月25日まで延長すると決めたということです。

運航ダイヤはこれまで通り水曜と土曜のそれぞれ1往復で、延長された期間の航空券の発売が3月6日からタイガーエア台湾のホームページで始まりました。県国際観光課は「たくさんの台湾の人が高知に来てくれている。今後も運航が継続するよう誘客につながる取り組みを強化する」としています。

また県では今後、韓国と高知を結ぶチャーター便の誘致にも力を入れることにしていて、3月中旬には韓国の旅行会社や航空会社を高知に招き観光地などをPRするということです。