プロ野球・阪神タイガースの新監督に就任した高知市出身の藤川球児さんが10月15日、大阪市で就任会見を開き「面白いなと言えるチームをつくり、日本一を達成したい」と決意を述べました。

15日、大阪市内の会見場に姿を現した阪神タイガースの藤川球児新監督（44歳）。多くの報道陣を前に引き締まった表情で就任会見に臨みました。

藤川氏は、1998年にドラフト1位で高知商業高校から阪神に入団。ストレートを武器にしたリリーフ投手として活躍し、最多セーブのタイトルを2度獲得しました。

また、大リーグや四国アイランドリーグplusの高知ファイティングドッグスでもプレーし、2020年に現役を引退した後は阪神タイガースのフロントで外国人選手の補強に携わったり、野球解説者として人気を集めるなどしていました。

背番号は現役時代に使っていた22番になることが会見で発表されました。来年、阪神は球団創立90周年を迎えることになっていて、今後100年、200年と愛される球団を目指すことなど抱負を語りました。

藤川さんの高校時代の恩師 正木陽さんは監督就任のニュースが流れた14日、藤川さん本人と連絡をとり激励したといいます。

阪神タイガースの藤川球児新監督。
監督としては「普通にやったらいい、これに尽きる」と話し人気球団のリーダーとして「面白いなと言えるチームをつくり、日本一を達成したい」と決意を述べました。