今年の元日、高知市で交差点を歩いていた男性を後ろから車ではね、大けがをさせたにもかかわらずそのまま逃げたとして、警察は50歳の高知市の僧侶をひき逃げの疑いで逮捕しました。

ひき逃げの疑いで逮捕されたのは、高知市鳥越の僧侶・友時健太郎容疑者（50歳）です。警察によりますと、友時容疑者は今年1月1日の午後8時ごろ、高知市鳥越の県道高知伊予三島線で車を運転中に交差点を右に曲がろうとして、路側帯を歩いていた40代の男性を後ろからはね、大けがをさせたにもかかわらずそのまま逃げた疑いがもたれています。

通行人の女性から「車と歩行者の事故で車が北へ逃走した」と110番通報があり警察が捜査したところ、防犯カメラや目撃者の証言などで友時容疑者の車を割り出し、7月3日に逮捕しました。
男性は外傷性のくも膜下出血などや脳挫傷を負い市内の病院に救急搬送されましたが、現在は退院しています。

調べに対し、友時容疑者は「覚えていない」と容疑を否認しています。