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作業員3人死亡事故の造船会社で現場検証

2024年10月31日 16:19
作業員3人死亡事故の造船会社で現場検証

 今月(10月)26日、高松市の造船会社で、建造中の貨物船の船体の一部が崩れ落ち作業員3人が死亡した事故で、警察などが落下防止の対策が適切だったかなどについて調べを進めています。

 この事故は今月26日午後1時半頃、高松市朝日町の造船会社四国ドックで、建造中の貨物船に取り付けられていた船体右側の一部「船体ブロック」が崩落。その上で作業をしていた20代の男性3人が、およそ18メートルの高さから落下し死亡しました。

 今朝(31日朝)、四国ドックでは警察による現場検証が行われ、ドローンを飛ばしながら事故現場の状況を詳しく確認していました。警察によりますと、崩れ落ちた部分は、貨物船本体の上部にある2つの金属製のフックなどでつながれていましたが、2つとも破損していたということです。

 警察などは、落下防止などの安全対策が適切に行われていたかについて、調べを進める方針です。四国ドックは「関係当局に全面的に協力しながら原因究明に努め、再発防止に全力で取り組む。」としています。

最終更新日:2024年10月31日 16:19
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