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脱炭素社会実現へ「EV普及を」岡山県知事意見交換会

2024年4月19日 18:49
脱炭素社会実現へ「EV普及を」岡山県知事意見交換会

 脱炭素社会の実現を目指し、電気自動車・EVの普及を進めようと、岡山県の伊原木知事は19日、電気自動車を導入している企業の担当者などと意見を交換しました。

(伊原木知事)「岡山だったらEV意外と良いよね。せっかく作っている訳だし。」

 伊原木知事とEVの課題などを話し合ったのは、実際に車両を導入している企業の担当者やユーザーなど、合わせて5人です。

 岡山県によりますと、2022年度県内のEV登録は9502台。自動車登録の内、およそ0.8パーセントに過ぎません。県は「EV先進県岡山」を掲げ、車両購入の際に補助金を出すなどEVの普及に力を入れています。

この日の会では、維持費の安さや公共の場所での充電設備の不足など、長所や短所を忌憚なく指摘していました。それぞれの意見で最も強くアピールされたのは、災害時の電池としての役割でした。

(個人ユーザー 神尾真理さん)「避難所行って電気供給する、助け合える様な、そんな車社会になっていくと良いかな。」

 岡山県は、倉敷市が量産EVの国内発祥の地であるため、これからもEVの普及を推進し脱炭素社会の実現を図るとしています。

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