美作大学の公立化 地元医師会も要望書提出
要望活動が続く津山市の美作大学の公立化を巡って、地元医師会も今日(13日)午前、市に要望書を提出しました。
津山市医師会の大谷公彦会長などが市役所を訪れ、谷口圭三市長に要望書を手渡しました。
美作大学は都市圏への進学志向や18歳人口の減少により、今年度は定員割れし、短期大学部は、この春を最後に学生の募集を停止しています。要望では、少子高齢化の中で医療や介護などを担う人材の安定的な確保のために、公立化が必要とした上で、地域医療に特化した学部、学科の新設も求めています。
美作大学の公立化を巡っては、今年8月から大学の同窓会や地元財界も要望書を提出していて、市は財務状況などを考慮しながら検討を続けるとしています。