岡山県内公立高校の特別入試 倍率は過去最低
岡山県内49の公立高校で行われる、今年度の特別入試の志願者数が公表されました。県立全日制の倍率は、過去最も低くなりました。
特別入試は、工業や商業など専門学科を中心に行われ、生徒の意欲や適性などで選抜します。
県教育委員会によりますと、県立全日制は4674人の募集に対し、志願者数は6740人。平均倍率は1.44倍と、前の年度から0.08ポイント減りました。これで3年連続の減少となり、平均倍率は過去最も低くなりました。中学卒業見込みの生徒が前の年度より260人ほど少ないことや、特別入試を行わない普通科への進学希望が増えたことなどが要因とされています。
最も倍率が高かったのは、玉島の理数科で3倍。次いで西大寺の国際情報科が2.95倍でした。特別入試は来月5日と6日に行われ、14日に結果が通知されます。