岡山市 山火事の鎮圧を発表
岡山市南区飽浦で発生した過去最悪の規模の山火事について、岡山市は今日(28日)正午に鎮圧したと発表しました。
(大森雅夫市長)「本日12時をもって鎮圧されたものとしたい。」
岡山市で発生した山火事は、これまでおよそ565ヘクタールを焼いて、岡山県で過去最悪の規模となっています。住宅と倉庫6棟も燃えましたが、けが人など人的被害はありませんでした。
山の中という発生場所に加え、空気の乾燥や強風で消火活動が難航する中、岡山市では昨夜(27日夜)7時から今朝4時までに28.5ミリの雨を観測しました。そして今朝、消防隊などが状況確認を行った結果、炎や煙は確認されなかった事から大森市長が最終判断し、鎮圧を宣言しました。
(大森市長)「火が広まらない様、最大限の事を行って、あとは完全消火を目指してやっていきたい。」