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郵便局で大型蓄電池使用の電力供給サービス 国内初の取り組み

2024年10月9日 16:17
郵便局で大型蓄電池使用の電力供給サービス 国内初の取り組み

 再生可能エネルギーの効果的な活用を目指し、大型蓄電池を使った電力供給サービスが岡山県総社市の郵便局で始まりました。カーボンニュートラル化にも向けた、郵便局では国内初の取り組みとして注目を集めそうです。

 総社市の岡山郵便局に導入されたのは、大型蓄電池と組み合わせた電力供給サービスです。蓄電池は、東京に本社を置き玉野市に工場を持つ「パワーエックス」が製造したもので、200世帯が1日に使う分の電気をためることが出来ます。

 この蓄電池に、風力や太陽光などの再生可能エネルギーで生まれた電力をためて、需要が高まる時間帯の消費に充てる事にしています。大型蓄電池の導入は日本郵便では全国初の試みで、災害時の効果も見極めながら、他地域の拠点への導入も検討する方針です。

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