岡山県総社市の総社吉備路文化館で、日本を代表する市ゆかりの書家や画家の作品展が開かれています。

　力強く走る筆。見入ってしまう墨と余白の美。総社市生まれで先月（10月）、文化功労者に選ばれた書家、高木聖雨さんの作品です。

　総社吉備路文化館では、日本を代表する市ゆかりの書家や画家の作品36点が展示されています。展示会では開館10周年を記念して、収蔵品の中でも代表的な作品を紹介しています。

　日本画家、平山郁夫が生前、スケッチに足を運んだ備中国分寺の五重塔を題材にした「国分寺の月」は、色鮮やかな青の中で、くっきりと浮かび上がった月が印象的です。この展覧会は来月（12月）8日まで開かれています。