香川県教育委員会は信号無視による交通事故を起こしたとして、教員2人を懲戒処分としました。今年度の県教委の懲戒処分は、令和に入って以降最多の11件となりました。

　「戒告」処分を受けたのは、高松市内の公立中学校に勤務する59歳の男性教諭と、県立の特別支援学校に勤める59歳の女性教諭です。

　男性教諭は去年11月、車を運転中、宇多津町内の交差点に赤信号で進入し車と衝突。また、女性教諭は去年12月、車を運転中、丸亀市の交差点に赤信号で進入し車と衝突。いずれも相手の運転手にけがをさせたとして、過失運転致傷で罰金の略式命令を受けました。

　今年度、県教委が行った懲戒処分は11件11人と、令和に入った2019年度以降最多となっていて、淀谷圭三郎教育長は「管理職や教職員に対し再発防止に向けた周知を図っていく」としています。