高校の再編計画 真庭市で説明会 岡山県教委
生徒数の減少を受け、岡山県の真庭市と笠岡市の県立高校を統合する県教育委員会の再編整備計画について、昨夜(27日夜)、真庭市で説明会が開かれました。
県教委の再編整備計画では、2年連続で1年生が100人を切った高校が対象です。真庭地域では真庭高校が該当していて、地元の保護者や卒業生、教育関係者など80人が出席した昨夜の説明会では、県教委から、同じ市内にある勝山高校との統合方針が示されました。
参加者からは「高校が無くなればその地域の衰退に直結する」「小規模でも豊かな教育の在り方を模索するべき」など、厳しい意見が相次ぎました。
議論を振り出しに戻すことを求める声も多い中、県教委は来月(4月)以降、高校や地元自治体などでつくるプロジェクトチームを設置し、学科や規模、設置場所、開校年度などの検討を始める計画です。