【土石流】発災後まもなく4年…遺族の「慰霊碑」建立要望に対し市長は来年度までに建立目指す意向(静岡・熱海市)
2021年に発生し、災害関連死を含め28人が死亡した、静岡・熱海市の土石流災害からまもなく4年。犠牲者の遺族が、9日、熱海市長と面会し慰霊碑の建立を要望しました。
熱海市の斉藤栄市長のもとを訪れたのは、土石流災害で兄の小川徹さんを亡くした小川泉さんです。小川さんは、「亡くなった方々の魂を鎮魂しこのような悲劇を二度と起こさないためにも、ぜひ、早期に慰霊碑の建立をしてほしい」と話し、斉藤市長に要望書を手渡しました。
斉藤市長は、「慰霊碑をつくることは検討をはじめていたところで、今回の要望は後押しになる」と話し、これから具体的に慰霊碑建立を検討すると述べました。また、斉藤市長は、復興が完了する予定の2026年度までに慰霊碑建立を目指す意向を示しました。
最終更新日:2025年4月9日 8:57