【嘱託殺人】伊東市の雑木林で…内縁妻に頼まれ絞殺した罪に問われた男に猶予付き有罪判決(地裁沼津支部)
2024年5月、静岡・伊東市の雑木林で、内縁の妻に頼まれて首を絞め死亡させた罪に問われた男に、地裁沼津支部は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのは東京都足立区の無職で75歳の男の被告です。被告の男は、20224年5月、伊東市の雑木林で、当時69歳の内縁の妻に頼まれ、妻の首をタオルで絞め窒息死させた、嘱託殺人の罪に問われていました。
4日の判決で地裁沼津支部の野澤晃一裁判官は、「被害者の病気や介護などを苦に、 心中することにしたが、被害者から頼まれたとはいえ、生命を奪った結果は重い」とした一方、「自首をし反省していることを考慮すると、更生の余地もある」などと述べ、求刑の懲役3年に対し、懲役3年 執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。