県立高校の男性教諭(32)が無免許運転などで現行犯逮捕 免許取り消し後も無免許運転を繰り返したか
24日、静岡市駿河区の東名高速道路を無免許運転したとして、高校教諭が現行犯逮捕されました。
無免許運転と通行帯違反の疑いで逮捕されたのは、焼津市の県立高校に勤務する男性教諭(32)です。
警察によりますと、男性教諭は24日午前10時半ごろ、静岡市駿河区の東名高速上り線日本坂トンネル内を普通乗用車で無免許運転したうえ、通行帯違反をした疑いがもたれています。
県警の高速隊が、パトロール中に追い越し車線を走り続けていた男性教諭の車を停止させたところ、無免許運転が発覚したということです。教諭は、運転免許の取得歴がありましたが、免許取り消し処分を受けていました。
教諭は警察の調べに対し容疑を認めていて、警察は、無免許運転を繰り返していた可能性もあるとみて捜査しています。
県教育委員会の池上重弘教育長は「事態を重く受け止め、教職員に対する指導の強化と徹底を図ってまいります」とコメントしています。教職員の不祥事をめぐっては23日、県教育委員会は交通死亡事故を起こした職員や女子高校生に性的な内容のメッセージを送信した教諭などあわせて5人の教職員を懲戒処分にしたと発表したばかりでした。