北海道釧路市と警察によりますと18日午後5時40分頃、阿寒湖温泉街から約500メートル釧路市寄りにある国道の駐車場近くでクマ1頭が目撃されました。

クマは通りがかった車の運転手が茂みで見つけて通報し、駆け付けた警察官も確認しましたが、その後山側に姿を消したということです。

大きさはわかっていませんが、この周辺は例年クマが出没する場所で、ことしも6月に入り数回目撃されています。

阿寒湖温泉街では去年6月にも、若いクマ2頭が中心部の防犯カメラに映るなど12日連続で目撃され、キャンプ場が閉鎖され幼稚園も臨時休園しました。

釧路市は当時、危険な状況と判断しハンターが2頭を駆除しました。

今回の目撃で釧路市は、様子を見ながら警戒する方針ですが、観光客などにはクマを見ても近づかないよう注意を呼びかけています。