冬に流行る感染症…みなさんに対策を聞いてみた! 病気のプロ・医師や看護師の対策法も!北海道
寒さが本格化するなか、注意が必要なのはインフルエンザなど冬に流行する感染症です。
対策として何が必要なのか取材しました。
(宮永キャスター)「本格的な冬を迎えています。この時期心配なのがインフルエンザなどの感染症。いよいよ流行時期に入ります。皆さんはどんな対策をしているでしょうか?」
『インフルエンザ流行期 冬に流行る“感染症への対策”は?』
(宮永キャスター)「冬の感染症対策は?」
(札幌市民)「僕は先週(インフルエンザの)ワクチンを接種しています。1回風邪っぽくなったので」
(宮永キャスター)「周りでインフルエンザは?」
(札幌市民)「はい、よく聞きます」
11月29日発表の道内のインフルエンザの1医療機関当たりの平均報告数は、札幌市で流行の目安である「1」を上回り「2.72」で、富良野市などでは注意報が発令されるなど、道内全体でインフルエンザの感染が拡大しています。
さらに、札幌市では「手足口病」の警報レベルが続き、「マイコプラズマ肺炎」と「百日ぜき」も流行中です。
みなさんワクチン以外ではどんな対策をしているのでしょうか?
(宮永キャスター)「冬の感染症対策は?」
(札幌市民)「人混みの中では必ず、インフルエンザも流行っているので(マスクを)するようにしています」
(宮永キャスター)「お子さんへの対策は?」
(札幌市民)「必ず帰ってきたら手洗いはさせるようにしています。息子はいろいろなものを触るので、手のひらをちゃんと洗うように意識している。最近は加湿器をつけるようになって、空気を湿らせて乾燥した空気を吸わないように空気の対策をしています」
厚生労働省によると、インフルエンザの予防には、湿度50~60パーセントを維持することが大切だといいます。
中にはこんな人もー
(宮永キャスター)「冬の感染症対策は?」
(札幌市民)「歩いたり休みには体育館に走りにいったり、体を鍛えるのは週に最低2回しています。おかげさまで20年以上も風邪をひかないですね」
そして“その道のプロ”はこんな感染症対策をしていました。
(クリニック・イン・ザ・モーニング 岡田純一院長)「まず一番はなるべく不要不急の外出を控えるようにしています。(外出しても)帰宅して次の用事がない限りはなるべく早く着替えるようにしています。睡眠時間を確保するようにしています。目標としては1日7~8時間とれるように努力しています」
そしてこちらもー
(クリニック・イン・ザ・モーニング 野澤佳代看護師)「温かい飲み物を飲んでゆっくり眠ることを気を付けています。人間の体の3つの首と言われる部分を温めてあげる。3つの首を温めることで体を冷やさないようにしています」
「感染症のプロ」のお二人は、免疫力をあげるために納豆やキムチなど、発酵食品を多く食べているということです。
体力をつけ、手洗いやうがいをし、空気の乾燥を防ぐ。
日頃から対策・予防をして冬の感染症にそなえましょう。