問題発覚続くノースサファリ 今度は国土利用計画法違反か 提出義務の届け出を市に出さず 札幌
札幌市南区の「ノースサファリサッポロ」が無許可で建物を建て営業していた問題で、運営会社が購入した土地について、国土利用計画法に違反していることが分かりました。
運営会社の「サクセス観光」は2024年1月、動物園周辺の市街化調整区域におよそ9万8000平方メートルの土地を購入していました。
国土利用計画法では、市街化調整区域内の土地を5000平方メートル以上購入した場合、契約成立から2週間以内に市町村への届け出を義務付けています。
札幌市によると、「サクセス観光」はいまも届け出をしておらず、国土利用計画法に違反しているということです。
期限内に届け出をしなかった場合、6か月以下の懲役または100万円以下の罰金が科せられる可能性があります。
札幌市は「サクセス観光」に対し、行政指導の文書を送付する予定です。
最終更新日:2025年3月6日 11:58