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札幌Dきょうから“プレミストドーム”に…市民の受け止め様々 6.5億赤字解消の第一歩に

2024年8月1日 7:07
札幌Dきょうから“プレミストドーム”に…市民の受け止め様々 6.5億赤字解消の第一歩に

札幌ドームの愛称が2024年8月1日から「大和ハウス プレミストドーム」となりました。

2023年度赤字となったドームの収支改善に向け、どう策を打ち出していけるかが今後の課題となります。

7月31日午後5時ごろ、市民にはおなじみの札幌ドームに通じる歩道橋では…

(佐々木カメラマン)「札幌ドームの看板にかわり、いま大和ハウス プレミストドームの新しい看板が取り付けられました」

まだ仮設置だといいますが、札幌ドームのウェルカムアーチ看板が入れ替わりました。

最寄りの地下鉄東豊線福住駅でも、5か所あるドームへの案内板が札幌ドームから「大和ハウス プレミストドーム」に張りかえられました。

札幌ドームでは収支改善に向け、2万人規模のイベント会場として活用できる「新モード」を10億円をかけて改修しました。

さらに、愛称をつける命名権「ネーミングライツ」の販売に乗り出したものの、2024年2月末の締め切りまでに正式な応募はなく、2023年度は6億5100万円の赤字となりました。

収支改善が喫緊の課題でしたが、7月19日、大和ハウス工業とようやく4年間のネーミングライツ契約を結ぶことができました。

(山本記者)「こちら札幌ドームではなく、きょうから“”大和ハウス プレミストドーム”として生まれ変わりました」

(訪れた人)「せっかく大和ハウスという名前がついたので、ザ・家みたいな楽しく来られるようなドームになってくれればいいと思います」

(札幌市民)「名前を変えて何とかしようと思ったんだろうけど、とりあえず存続してほしいよね。このままじゃ名前を変えても無理だよね、たぶん」

プレミストドームは2025年2月の「さっぽろ雪まつり」でも3日間、会場の1つとしてウインタースポーツ体験イベントが開催されます。

札幌市はドームを積極的に活用をしていく予定ですが、それでも厳しい経営は続く見通しです。

(秋元克広市長)「新たなコンサートの誘致だとか、見通しの甘さを指摘されてもしっかり受け止めなければいけない」

市はネーミングライツなどで2億円以上の収入を見込んでいますが「5年間での黒字化は困難」として収支計画の見直しを発表しています。

新たな愛称で巻き返すことはできるのか。

札幌市の手腕が問われています。

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