札幌ドーム命名権も「5年間での黒字化は困難」 秋元市長「見通しの甘さ受け止めなければ」
札幌ドームのネーミングライツ契約が締結されたことについて、札幌市の秋元市長は期待を示した一方で、経営戦略の見通しが甘かったと認めました。
(秋元克広市長)「収支改善につながっていく一つの手段として非常に大きな意味を持っていると思っています」
23日の会見で札幌ドームの将来に期待を示した秋元市長。
そのわけは、札幌ドームのネーミングライツを大和ハウス工業が取得したからです。
8月から名称が「大和ハウス プレミストドーム」になります。
契約金額は年間2億円以上とみられますが、ドームは2023年度6億5000万円の赤字を計上していて、厳しい経営は続く見通しです。
(秋元克広市長)「新たなコンサートの誘致だとか見通しの甘さを指摘されてもしっかり受け止めなければいけない」
市は「5年間での黒字化は困難」として収支計画の見直しを発表しています。