雪が積もると頭を悩ますのが冬期間の自転車の保管 預かりサービスが人気
雪が積もると頭を悩ますのが冬期間の自転車の保管です。来年、大切な”愛車”に安全に乗るため札幌市の預かりサービスが人気となっています。
きのう札幌市内では、手袋など防寒対策をして自転車に乗る人の姿が見られました。
道内ではいよいよ自転車の乗り納めの季節がやってきましたが頭を悩ませるのが、自転車の保管場所です。
(札幌市民)「去年自転車つぶれたんですよね。(雪が)つもり過ぎていたので。今年は対策しようかなと思っています。」
「家のところいつもにおいて、野ざらしなんだよね。」
Qチェーンさびてますよね?
「4月に買ったばっかりなのに野ざらしだからダメ。場所がないから。」
そんなみなさんに人気のサービスが札幌市中心部の地下駐輪場にありました。
(山岡記者)「札幌市内にある地下駐輪場ですが来月から冬の間自転車を保管するサービスが始まります。」
札幌市が冬期間自転車を保管するのは市内7か所にある地下駐輪場です。
料金は一台2000円。
期間は来月1日から来年の3月31日までで現在先着順での申し込みが始まっています。
この西二丁目線地下駐輪場の申し込み枠はおよそ800台分ですがそのうち7割以上がすでに埋まっているということです。
(西2丁目線地下駐輪管理人 田中義一さん)「雨風当たらないところなので安心しておけるということで、こちらを利用していただいている方がいます。」
人気の理由は、室内なので天候の影響を受けないということ。そして防犯カメラの設置などセキュリティー対策がとられていることだということです。
また、雪が降った影響で預かり期間がはじまる前にも関わらず、すでに自転車を持ち込む人も。
1日100円の追加料金を支払うことで利用でき、すでに70台以上の自転車が保管されているということです。
一方、自転車を長期保管する前に忘れてはいけないことがメンテナンスです。
(ジョイフルエーケー大曲店 長細川航ブロック長)「まずタイヤですね。空気が抜けているとパンクの原因になるので空気を入れていきたいと思います。」
横から触って固くなる程度まで空気を入れることが大切です。
さらに、重要なのが「さび対策」
チェーンがさびると切れやすくなるため油をさしておくことが必要だと言います。
(ジョイフルエーケー大曲店 長細川航ブロック長)「屋外より屋内で保管した方が自転車の劣化を防ぐことができるのでおすすめしています。」
こちらのホームセンターではメンテナンス付きの保管サービスも行っているということです。
いよいよ雪の季節が本格化する道内。
また春に大切な自転車を安全に運転するためにも冬の間の保管場所選びやメンテナンスが大切です。