防犯カメラが捉えた弁当店にダンプ突っ込む瞬間「家が揺れた」入口原形とどめず外壁なぎ倒され…
2024年5月9日午前、北海道旭川市の弁当店にダンプカーが突っ込む事故があり、近くの防犯カメラが事故の瞬間を捉えていました。
運転手は「咳込んで、ハンドル操作を誤った」と話しています。
9日午前9時すぎ、旭川市の防犯カメラの映像です。
次の瞬間ー
スピードを緩めることなく店舗に突っ込むダンプカー。
店舗の入り口は跡形もなく壊れました。
すぐ近くには信号を待つ人の姿も。
一歩間違えれば事故に巻き込まれていました。
ダンプカーは店に突っ込んだあと、隣の住宅の敷地内で止まりました。
(近くにいた男性の通報)「店の壁に車が突っ込んだ。けが人が1人いるようだ」
9日午前9時すぎ、旭川市神居3条14丁目の弁当店にダンプカーが突っ込む事故がありました。
この事故で、ダンプカーを運転していた60代の男性が頭から出血し軽傷です。
(近くに住む人)「音がすごくして家が揺れたんですよね。地震でもないのになんで揺れたんだろうって。外を見たらトラックがそこに来ていて」
(近くに住む人)「店の人も店が始まる前だから調理場の方にいて。けが人が出なくてよかったなと」
これは事故前の弁当店です。
自動ドアがついていて、入り口はガラス張りのように見えますが、ダンプカーが突っ込んだことにより、原形は残っていません。
警察によりますと、ダンプカーは道道・旭川環状線を南から北方向へ走行中に店に突っ込み、その後、隣の住宅の敷地内で止まったということです。
(長岡記者)「店の外壁はなぎ倒され、中が見える状態になっています。事故当時、従業員は店の奥で開店作業をしていたため無事だったということです」
店内には従業員が1人いましたが、けがはありませんでした。
あわや大惨事という今回の事故。
ダンプカーを運転していた男性はー
「咳込んで、ハンドル操作を誤った」
警察は男性が運転操作を誤ったとみて、事故の原因を詳しく調べています。