英語の聞き取りで機器不具合…テスト中止も 公立高校入試…出願者は約2万3000人 北海道

北海道内の公立高校の入学試験が始まり、およそ2万3000人の受験生が試験に臨みました。
一部の試験会場では英語の聞き取りテストで機器の不具合が発生し、17人が得点調整の対象となりました。
合格と書かれた絵馬や合格を祈願したダルマが映し出されています。
4日朝のJR札幌駅の電光掲示板では、受験生を応援するメッセージが送られました。
公立高校の入学試験は、天気の影響などによる開始の遅れはなく、受験生は午前9時20分から1教科目の国語の試験に臨みました。
道内全体の出願者数は2万3647人で、2024年に比べ694人減り、倍率は過去最低の0.92倍です。
一方、釧路管内の白糠高校と旭川永嶺高校では、英語の聞き取りテストで機器の不具合が発生しました。
道教委によりますと、旭川永嶺高校ではすぐに復旧したため、大きな影響はありませんでしたが、白糠高校では受験生17人が聞き取りテストを中止しました。
ほかの受験生と差が生じないよう、得点調整を行うということです。
合格発表は17日午前10時です。