4候補が札幌で舌戦 市民から政治改革を望む声も 立憲民主党代表選の街頭演説会
エネルギーと農政をテーマに白熱した議論が交わされました。
立憲民主党の代表選挙に立候補した4人が札幌で街頭演説会を開きました。
4人は何を訴えたのでしょうか?
札幌の大通公園に集まった大勢の人たち。
視線の先にいたのは、この4人です。
(枝野幸男前代表)「社会の支え手の皆さんの処遇待遇を社会全体で支え合って押し上げていきませんか」
(泉健太代表)「庶民の生活、暮らしを守る、小さな担い手を守る、北海道の中小企業を守る」
(吉田晴美衆院議員)「消費税の食料品ゼロ税率、3年間やらせてもらいたい」
(野田佳彦元首相)「政治資金パーティーについては厳しくメスを入れなければいけません。世襲政治を改めていくこと、これも私の公約である」
立憲民主党の新たな代表には政治改革を望む声が聞かれました。
(演説を聞いた人)「まず市民の暮らしを安定させる、長い目で見た政治・教育に力を入れてもらったり、小さい子どもからお年寄りまでみんなが幸せになる政治をしてほしい」
(演説を聞いた人)「少子化の問題や非正規労働者が増えているので、社会保障含めて考えてくださる政治家がいい」
場所を移して行われた討論会。
エネルギーと農政をテーマに政策を訴えました。
(野田佳彦元首相)「再生可能エネルギーの大々的な普及を目指して頑張っていく。北海道にはかなり可能性がある。そのうえで原発には依存しない社会を実現する方向性をたどること」
(枝野幸男前代表)「人の住んでいない地域の風力を活用すれば、本州・東京に送電できるエネルギーがあってむしろ金を稼げる。送電するインフラは国が国費をかけてでもやるべき」
(泉健太代表)「小規模農家も支えていくことを政策として訴えていますので、自民党の農政との違いは、小さな担い手も大切にする、酪農も含めて。これが立憲民主党」
(吉田晴美衆院議員)「トラック輸送だけに頼っていては北海道の素晴らしい農産物を新鮮なうちに本州にも届けるというところが解決できない。鉄道路線の活用を大いに進めるべき」
野党第一党・立憲民主のかじ取りは誰が担うのかー
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