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ヨーカドー帯広店の跡に「ダイイチ」がオープン 名物の「おはぎ」やPB商品で差別化 北海道

2024年9月27日 18:54
ヨーカドー帯広店の跡に「ダイイチ」がオープン 名物の「おはぎ」やPB商品で差別化 北海道

2024年6月に閉店したイトーヨーカドー帯広店の建物に、食品スーパー「ダイイチ」が27日、オープンしました。

これまでの客層を取り込む商品展開と、独自性のあるプライベート商品で、客の期待に応えます。

(武田記者)「きょうオープンするスーパーダイイチです。多くの方が開店を待っています」

開店1時間前から長蛇の列ができていたのは、食品スーパー・「ダイイチ稲田店」です。

ことし6月に閉店したイトーヨーカドー帯広店に変わって、27日にオープンしました。

(客)「イトーヨーカドーのときから思い入れのある店なので」

(客)「(イトーヨーカドーは)1週間に2、3回は来ていたので。楽しみにしていました」

「それではダイイチ稲田店、オープン致します」

吸い込まれるように買い物客が店の中にー

道内のダイイチで最も広い売り場面積となった稲田店で、次々と売れていく商品がありました。

(客)「おはぎをよくPRしているから、買ってみるかと思って」

(客)「おいしいです」

その商品は、ダイイチ名物の「おはぎ」です。

この規模のおはぎコーナーは、あまり見かけないのではないでしょうか。

そして、地元十勝の人気飲食店が開発した、ぎょうざやタレなど。

“ここでしか買えない”というプライベート商品で、客の期待に応えるのがダイイチの狙いです。

さらに―

(ダイイチ稲田店 大久保雅也店長)「イトーヨーカドーをもともと利用していた客に不便にならないように、売り場の構成をしてきた」

ヨーカドー時代も販売していた「セブンプレミアム」の商品も展開し、これまでの常連客も取り込んでいきます。

(ダイイチ稲田店 大久保雅也店長)「(イトーヨーカドーを)継承するような形になるので、これから新しくダイイチが長い期間商売できるように、地域の皆さんの役に立てるように、やっていきたいなと思う」

今後、イトーヨーカドーの後続店に入るスーパーは、続々とオープンしていきます。

関東を中心に展開する「食生活♡♡ロピア」は札幌の屯田、福住、琴似店に順次入ります。

支払いは現金のみと、キャッシュレス決済の手数料をなくす戦略で「安さ」を売りにしています。

来年3月ごろには、アリオ札幌店の後続として、独自性のある商品で客をひきつける「ダイイチ」もオープンする計画です。

スーパー業界の構図が大きく変わる北海道。

生活の一部として、消費者の期待に応えることができるのか、進化を続けるスーパーに期待が高まります。

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