創成川イーストに高級ホテルオープン 歴史の香り感じる最高級の客室やレストランを公開 札幌市
ホテルには古いものと新しいものが融合する創成川イーストという立地へのこだわりがつまっていました。
(宇佐美記者)「札幌ファクトリーのすぐそばにホテルがオープンしました」」
30日にオープンした「ホテル創成札幌Mギャラリー」。
フランス・パリを拠点とするホテルグループが手掛けた高級ホテルです。
去年、老朽化に伴い閉館したホテルクラビーサッポロがリニューアルされたもので、再開発が進む創成川イーストの新たな顔です。
エントランスに飾られた黒いオブジェ。
これは野生のホップを表現しています。
内装は札幌の開拓使時代をイメージしたもので、飾りやオブジェのひとつひとつから歴史の香りが感じられるラグジュアリーな空間となっています。
最高級の客室「はまなすスイート」は、広さおよそ58平方メートル!
高級感のある調度品に囲まれると、贅沢な非日常感を味わえます。
ホテルによりますと、雪まつりシーズンを前に予約状況は早くも好調で、国内外の観光客のほかビジネス需要も見込んでいるといいます。
レストランも一味違います。
朝食ビュッフェは道産食材にこだわった一品揃いで、まるでコース料理のようです。
宿泊者でなくても利用できるバーラウンジにはオリジナルのカクテルもー
それがこちら、星型の氷が浮かぶハスカップベースの「創成ポラリス」。
アルコール入りとノンアルコールが選べるといいますが、そのお味はー
(宇佐美記者)「ハスカップの甘くてさわやかな味わいが広がります」
かつての産業の集積地で、再開発も目覚ましい創成川イースト。
予定される新幹線の駅も近いこの場所だからこそ、札幌の魅力を存分に伝えられるといいます。
(サッポロ不動産開発 宮沢高就社長)「歴史があるエリアであると同時に、創成川イーストは街が新しく生まれ変わりつつある。古いものと新しいものが融合している場所なのではないか。歴史ある札幌のシーンと変わりゆく新しい札幌の街の姿。両方をホテルで体感してもらえればと」
新たにオープンした「ホテル創成札幌Mギャラリー」。
札幌の歴史と未来をつなぐ拠点へと期待が込められています。