世界自然遺産の「知床五湖」 外来種のスイレンを除去 在来種の生息を脅かす 北海道
観光名所・知床五湖で、生息環境を脅かす外来種スイレンの除去作業が、市民ボランティアらによって行われました。
スイレンの除去作業が行われたのは、知床半島の観光名所「知床五湖」のうち一湖です。
作業はおよそ50人が参加、26日から2日間行われ、およそ200キロのスイレンが除去されたということです。
(知床財団 片山綾係長)「なかなか知床五湖の湖面に浮かぶということは皆さんないと思うんですけど、除去にかかわっていただくことでずっとこの取り組みを応援してもらいたい」
外来種スイレンは知床五湖・一湖で勢力を増し、在来種の生息を脅かしています。
環境省などは3年をかけ、一湖での全面除去を目指す予定です。