オーバーツーリズムに悩む丘のマチ「駐車場利用税」条例案提出…町議会始まる 北海道美瑛町
観光客によるオーバーツーリズムが問題となっている北海道美瑛町では、きょう(2025年2月26日)から定例町議会が始まり、観光客から徴収する「駐車場利用税」などの条例案が提出されました。
(美瑛町税務課 岩佐和男課長)「新たに美瑛町駐車場利用税を制定するものであります」
美瑛町の定例町議会に提出されたのは、町が導入を目指す宿泊税と、青い池の駐車場にかかる利用税の条例案です。
町は観光客によるオーバーツーリズム対策などの財源を確保するため、宿泊税は1人1泊200円とし、青い池駐車場の利用税は普通車の駐車が1回500円などとする案を検討しています。
町は条例案について、6月の定例町議会での可決を目指し、早ければ2026年4月に施行したいとしています。
さらに町は2025年度、観光スポットの混雑状況を可視化するカメラを増設し、対策を強化する方針です。
最終更新日:2025年2月26日 12:06