陸上自衛隊の新発田駐屯地は所属する隊員2人が酒を飲んだ状態で車を運転をして事故を起こすなどしたとして、それぞれ停職処分としたと発表しました。

発表によりますと、第30普通科連隊に所属する23歳の陸士長は去年8月、新潟市内で酒を飲んだ状態で車を運転し、橋の欄干に衝突して破損させました。

また、22歳の陸士長は去年10月、新発田市内で酒を飲んだ状態で車を運転し、電柱に衝突して同乗者に全治1週間のけがをさせました。いずれも休日で、飲酒後に運転したということです。

新発田駐屯地はそれぞれ停職4か月と6か月の処分としています。

第30普通科連隊は「国民を守る立場にある自衛官がこのような重大な犯罪を行ったことは誠に遺憾。再発防止に向けた指導・教育をさらに強化する」とコメントしています。