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柏崎刈羽原発の再稼働の是非「県民投票」求め署名活動へ 花角知事「意思確認の手法は決めていない」 《新潟》

2024年9月18日 19:58
柏崎刈羽原発の再稼働の是非「県民投票」求め署名活動へ 花角知事「意思確認の手法は決めていない」 《新潟》

柏崎刈羽原発の再稼働について是非を問うため、県民投票の実現を求め署名活動を始める動きがでています。「県民の意思を確認したい」と繰り返す花角知事は「意思を確認する手法に決めたものはない」と述べました。

東京電力・柏崎刈羽原発の再稼働をめぐっては、地元の同意が焦点のひとつとなっています。

こうした中、柏崎市や刈羽村、新潟市などの市民団体は、再稼働の是非を問う県民投票の実現に向け、条例の制定を知事に直接請求する署名活動を行うことにしています。

〈柏崎刈羽原発再稼働の是非を県民投票で決める会 水内基成さん〉
「命と暮らしに直結する影響を最も受ける県民の意思を県民投票という形で示すと、そういうことを実施してもらうためにまずは条例を作ってください」

再稼働の是非について。「県民の意思を確認したい」と繰り返し述べている花角知事は署名活動の動きを受け、次のように述べました。

〈花角知事〉
「いずれ自分の出した結論について県民の意思を確認する。ただどういう形で意思を確認するか、まず自分の結論を出す時期もまだ見通せていない中で、意思を確認する手法については決めたものはありません」

直接請求には有権者の50分の1の署名が必要で「県民投票で決める会」はことし11月から署名活動を始める方針です。

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