気象庁によりますと非常に勢力が強い台風１０号は、２８日午後２時４５分現在、屋久島の南南西約７０キロをゆっくりした速さで北へ進んでいます。
鹿児島県には２８日午後２時２４分に「特別警報（暴風、波浪）」が発表されました。

新潟県への最接近は９月１日ころとみられています。
新潟地方気象台によりますといまのところ、県内で暴風、波浪、高潮について警報級の可能性は低い見込みということです。

ただし台風１０号は動きが遅く、今後、台風が東寄りに進路をとる場合、新潟県へは８月３１日から台風の影響が出始め、９月１日に最接近するとみられ、接近した場合、大雨について警報級になる可能性があるということです。

台風１０号は予報円が大きく、速度が遅いことから台風の進路には不確実性があり、今後の気象情報に注意してほしいとしています。