再び“強烈寒波” 水道管の凍結にも注意 18日以降、最低気温が氷点下となる日続く見込み《新潟》
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再び強烈寒波の襲来が見込まれています。新潟県内では17日夜から山沿いを中心に大雪となる見込みで、新潟地方気象台などが警戒を呼びかけています。
気象台の2週間気温予報によりますと日中の気温は18日から25日までの1週間程度、平年より低くなり、最低気温は0℃以下になる日が新潟市でも24日まで続くと予想されています。
気温が氷点下4℃以下となった場合に気を付けなければならないのが水道管の凍結です。凍結による破損を防ぐためにも屋外でむき出しの所は保温材を巻くなどの対策が有効ということです。
水道管の凍結を防ぐにはどんな対策をとればよいのでしょうか。
新潟市では、むき出しの水道管は発砲スチロール製の保温材や凍結防止ヒーターの取り付けをすすめています。
水は凍ると膨張し水道管が破裂して漏水する場合があり、修理するまでの間は止水するため、生活に支障が出ます。また新潟市では修理などにかかる費用は、利用者の負担になるということです。
夜間に水道水を出しっぱなしにする場合は、「えんぴつの芯程度」の水を蛇口から出しておくとよいということです。また出しっぱなしにした水はためておくなどして利用する工夫もしてほしいとしています。
さらに、断水に備えてお風呂の水をためておくことや、飲料や食料の備蓄、漏水した際にすぐに水道の元栓を閉められるよう水道メーターの位置を確認しておくといいということです。
新潟市によると、もし凍結してしまった場合は、凍結した蛇口を全開にしてタオルなどをまいて、ぬるま湯(約40から50℃)をかけると効果的に解凍ができるということです。(熱湯は水道管の破損の恐れがあるので、必ずぬるま湯を使う)ぬるま湯を用意できない場合は、ドライヤーの温風でも解凍できるということです。床下や壁の中の水道管が凍結している場合は、部屋を暖めて待つことも得策ということです。