ミャンマー大地震から4日「実際の状況伝わっていない」現地在住の夫婦が語る《新潟》

ミャンマーの大地震では犠牲者が2700人を超えるなど被害が広がっています。現地で日本語学校を運営する新潟市出身の男性とミャンマー人の妻が4月1日、取材に応じてくれました。2人が伝えたいこととは。
3月28日に発生したミャンマー中部を震源とするマグニチュード7. 7の大地震。隣国のタイでも高層ビルが倒壊するなど大きな被害が出ています。
ミャンマー国内では1日現在で2700人以上が死亡。がれきに阻まれて救助活動は難航し、いまだに多くの人の安否がわかっていません。
〈メイジンウーさん〉
「ミャンマーは地震がほとんどないので地震が起きたらどう逃げようとか、どう準備したらいいかまったくわからないです。だからこんなにいっぱい死んでしまったと思います」
4月1日、取材に応じてくれたのはミャンマーで日本語学校を運営する新潟市出身の宮下拓也さんとミャンマー人の妻・メイジンウーさんです。
2人が住むのは、ミャンマーで最も多くの人が暮らしている都市「ヤンゴン」。甚大な被害が出た第2の都市「マンダレー」からは直線距離で約600キロメートルほど離れていますが…
〈宮下拓也さん〉
「地震の影響でずっと停電していて、マンダレーに住む人から発信される状況を見ていると下敷きになってしまってなかなか助けられない人がすごく多い」
メイジンウーさんの両親は首都「ネピドー」に住んでいます。震源からは260キロ以上。両親にケガはありませんでしたが、自宅は傾き、亡くなってしまった知り合いもいると話します。
〈メイジンウーさん〉
「高速道路が割れて通れないから、私が行くのも無理だしお母さんが来ることもできないし」
2021年に起きた国軍のクーデターにより、内戦が続くミャンマー。不安定な情勢の中での地震に、国民は不安を募らせていると話します。
〈メイジンウーさん〉
「ミャンマーは政治の状況が大変になっているとわかっていると思うけど、市民が市民を助けている。もっと助けてほしいです。政府からは」
発生から4月1日で4日目。宮下さんは実際の状況が世界中に伝わり、支援につながってほしいと願っています。
〈宮下拓也さん〉
「実際の状況がうまく伝わっていない。興味を持っていただけると現地の人も「私の街、こんなになっているんだよ」と世界に伝わる。まずは興味を持っていただいて、そこから支援金がいただけると現地の人はすごく助かると思います」
被害の全容が明らかになっていない中、被災地では1日も早いサポートが求められています。