38人死傷 羽越線脱線事故から19年 JR東日本の社長らが慰霊式へ 「二度と起こしてはならない」《新潟》
クリスマスの夜に長岡市の女性などが亡くなったJR羽越線の脱線転覆事故の発生から12月25日で19年です。事故現場にはJR東日本の社長らが慰霊に訪れました。
脱線事故の発生から12月25日で19年となる山形県庄内町の事故現場です。現場近くでは慰霊式が開かれました。
当時の映像この事故は2005年12月25日の夜、秋田発新潟行きの「特急いなほ14号」が走行中に突風を受けて脱線し、転覆。長岡市の女性など乗客5人が死亡し、33人が重軽傷を負いました。
「黙とう……」
JR東日本の喜㔟陽一社長らが慰霊碑を訪れ、犠牲者の冥福を祈りました。
〈JR東日本 喜㔟陽一社長〉
「決して風化させてはいけない。我々の安全に対する教訓としてしっかりと社員に受け継いでこのような事故を二度と起こしてはならない」
慰霊棟では事故発生時刻の午後7時14分に合わせ、JRの職員らが黙とうを捧げます。