北朝鮮に拉致された横田めぐみさん。１０月５日、５９歳の誕生日を迎えました。拉致から１１月で４６年…１日も早い再会を願い、めぐみさんの同級生たちがチャリティーコンサートを企画しています。

横田めぐみさんの母校、新潟市の寄居中学校。

生徒たちが下校した音楽室にめぐみさんの同級生や当時の先生たちが集まりました。

１９７７年１１月１５日、当時中学１年生だった横田めぐみさんはバドミントン部の練習を終えた下校途中、北朝鮮の工作員に拉致されました。

拉致から１１月で４６年。

８７歳になった母親の早紀江さんはことし体調不良のため一時、入院。

父親の滋さんが３年前に亡くなり、いまは１人で娘の再会を待ち続けています。

めぐみさんの同級生たちは１日も早い再会を信じ、２０１０年からチャリティーコンサートを開いています。ことしは７日開催予定で本番に向け同級生たちが歌声を合わせました。

〈めぐみさんの同級生　池田正樹さん〉
「もう４６年ですからね。長すぎて言葉にできないですね。（早紀江さんにも）もう何があってもわからないので政府にはいつも言ってますけど、わがことのように思っていただいてあたってほしいと強く思う」

チャリティーコンサートは１０月７日、県民会館で開かれます。