新潟地方気象台は１８日、大雨に関する新潟県気象情報を発表し、注意を呼び掛けています。

気象台によりますと県内は、１９日にかけて雷を伴って激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。

１９日にかけて、日本の東から東北地方を通って日本海へのびる前線が停滞する見込みです。
前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響で、新潟県では大気の状態が不安定となり、１９日にかけて雷を伴って激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。その後、２１日にかけても雨が降りやすく、雨量が多くなるおそれがあります。

雨雲が予想より発達したり停滞した場合は、警報級の大雨となる可能性があります。
これまでに降った雨や元日の地震の影響で地盤の緩んでいる所があり、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。

［雨の予想］
１８日から１９日にかけて予想される１時間降水量は多い所で、
　　下越　３０ミリ
　　中越　３０ミリ
　　上越　３０ミリ
　　佐渡　３０ミリ

１９日午前６時までに予想される２４時間降水量は多い所で、
　　下越　７０ミリ
　　中越　７０ミリ
　　上越　６０ミリ
　　佐渡　６０ミリ

１９日午前６時から２０日午前６時までに予想される２４時間降水量は多い所で、
　　下越　１００ミリ
　　中越　１００ミリ
　　上越　　６０ミリ
　　佐渡　　８０ミリ

県内は１９日夜遅くにかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒してください。