「東京タワーがほしい」そんな自由すぎる意見が飛び交いました。子どもたちが暮らしやすい街を目指して「こども計画」を策定しようと見附市が13日、保育園児の声を聞きました。子どもたちが街にほしいものとは？

見附市の桜保育園です。
元気いっぱい年長組の子どもたち。13日、あるテーマでディスカッションを行いました。それが…

〈先生〉
「みんなが住んでいる見附のまちにあったらうれしいなとか、こんな場所があるといいなとか」

「見附にあったらうれしいモノや場所は何か」子どもたちの意見を出し合います。

見附市は子ども自身の意見を尊重し、子どもにまつわる事業を考える「こども計画」を今年度中に策定する方針です。

これまで小中学生などを対象にしたアンケートを実施してきましたが今回、園児の意見も吸い上げようというのです。

〈園児〉
「トンボとかテントウムシとか虫すき」
〈保育士〉
「虫好きだから虫が探せる場所があるといいってこと？」
〈園児〉
「（うなづく）」

〈園児〉
「恐竜博物館」

〈園児〉
「パティオ（防災公園）に遊具ができたらいいなぁ」
〈保育士〉
「すごい具体的！」
〈園児〉
「パティオ（防災公園）に遊具がほしい！だって何にもないから」
Q)公園にどんな遊具を作ってほしい？
「すべりだい」

さらに子どもたちならではの自由な意見も飛び交います。

〈園児〉
「ランボルギーニ（スポーツカー）があったらいいな」
「地球より超えている東京タワー」
「家がディズニーランドがいい」

自分たちのまちの未来を豊かな創造力で思い描く子どもたち。

〈見附市教育委員会 こども課　小川●●主任〉
「一見他愛もない意見に聞こえるんですけど、その中にこれからのまちづくりへのヒントがたくさんある。子どもたちがこれからの見附市に希望を持てるそのこと自体が大切なことだと思いますので大人がその声をしっかり受け止めていくことが大切だと思っています」

子どもたちの声はどれだけ計画に反映されるのでしょうか？

見附市は市民や有識者などと話し合いながら今年度中に「こども計画」を策定することにしています。