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「介護保険料の還付金があります」 60代女性が現金約158万円をだましとられる被害 市職員を名乗った男からの電話を信じ 《新潟》

2024年10月4日 19:00
「介護保険料の還付金があります」 60代女性が現金約158万円をだましとられる被害 市職員を名乗った男からの電話を信じ 《新潟》

小千谷市で、市役所の職員を名乗った男の電話を信じた60代女性が約158万円をだましとられる被害がありました。

被害にあったのは小千谷市に住む60代の女性です。
警察によりますと女性の自宅に、ことし9月26日午後5時過ぎ、市役所介護保険福祉課の職員を名乗る男から電話があり、「介護保険料の還付金があります」「そちらにハガキを送っているはずです」「きょうの午後3時が締め切りで終わっていますが、銀行サポートセンターに電話して手続きができます」などと言われました。

女性は、携帯電話番号を教えるよう求められ、男に電話番号を教えたということです。

その後、電話で「銀行サポートセンターから電話がかかってくるので手続きしてください」と言われ信じた女性は、銀行サポートセンターの職員を名乗る男から、電話をつないだまま銀行へ行くよう指示されました。

女性は男に言われるがままATMを操作し、その日のうちに2度に分けて別々の口座へ合わせて現金157万7200円を振り込み、その後、男から利用明細票を捨てるように指示されたということです。

不審に思った女性がその日のうちに警察へ相談したことから詐欺被害と判明しました。

警察は女性からの被害届を受理し、特殊詐欺事件として捜査を進めています。
警察は電話で還付金などお金の話が出たら詐欺を疑って警察に相談してほしいとしています。

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