新潟市中央区の歩道で３日、マイナスドライバー１本を隠し持っていた疑いで、５２歳の男が現行犯逮捕されました。

特殊開錠用具の所持の禁止等に関する法律違反の疑いで、現行犯逮捕されたのは、住居不定、無職の男（５２）です。

男は３日午後２時半ごろ、新潟市中央区の歩道で、業務などの正当な理由がないのに、指定侵入工具のマイナスドライバー１本を隠し持っていた疑いです。

警察が男に職務質問をしたところ、特定侵入工具のマイナスドライバーをボストンバック内に隠し持っているのを警察官が発見、その後、男を逮捕しました。

特殊開錠用具の所持の禁止等に関する法律は、侵入犯罪を未然に防ぐために制定され、先端部が平らで、その幅が０.５センチメートル以上、かつ長さ１５センチメートル以上のドライバーを業務その他正当な理由による場合を除き、隠して携帯することが禁止されています。

警察の調べに対し、男は容疑を認めています。警察は男がマイナスドライバーを持っていた理由などを調べています。