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福井沖の遺体は輪島市の喜三翼音さんと判明 DNA鑑定で身元確認

2024年10月3日 18:24
福井沖の遺体は輪島市の喜三翼音さんと判明 DNA鑑定で身元確認
9月30日に福井沖で見つかった遺体は、DNA鑑定の結果、奥能登豪雨のあと安否不明となっていた中学生の喜三翼音さんだと確認されました。

輪島市の中学3年生喜三翼音さんは豪雨のあと安否不明となっていて、9月30日、福井沖で「喜三」と書かれたジャージを身に着けた遺体が見つかったことから福井海上保安署などが身元の確認を進めていました。
そして、先ほど午後5時すぎDNA鑑定の結果、遺体が翼音さんと判明したということです。

司法解剖の結果、死因は土砂が気道をふさいだことによる窒息死でした。

一方、奥能登豪雨で安否不明となっている輪島市町野町の中山美紀さん(31)については懸命の捜索が続いています。
中山さんの車が見つかった場所の下流となる町野川の河口周辺まで捜索範囲を広げているということです。

朝から断続的に雨が降った輪島市。
雨の中でも住民による家屋の片付けや重機を使った復旧作業が進められていましたが、4日にかけて激しい雨に注意が必要です。

石川県内は、4日にかけて低気圧や前線の影響を受け、雷を伴って激しい雨の降る所がある見込みです。特に、能登地方では、地震や大雨の影響で少しの雨でも土砂災害や洪水災害の危険度が高まるおそれがあり、注意が必要です。

最終更新日:2024年10月3日 18:24
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