祖父「早く休ませてあげたい…」福井沖で発見の遺体 ズボンに手書きで「喜三」の文字
福井県の沖合で女性の遺体がみつかり、能登豪雨により安否不明となっている中学生の可能性が高いとみて確認が続いています。
福井海上保安署によりますと30日夕方、福井港から西に40キロの沖合で航行していた漁船から「人のようなものが浮いている」と通報がありました。巡視艇により回収されたのは女性の遺体で、黒っぽいシャツとジャージ姿、身長およそ150センチで損傷が激しいということです。
福井海上保安署によりますと30日夕方、福井港から西に40キロの沖合で航行していた漁船から「人のようなものが浮いている」と通報がありました。巡視艇により回収されたのは女性の遺体で、黒っぽいシャツとジャージ姿、身長およそ150センチで損傷が激しいということです。
石川県能登地方では先月21日の豪雨により輪島市の中学3年生喜三翼音さん（14）が安否不明となっていますが、福井海上保安署によりますと身に着けていたジャージのズボンのタグに手書きで「喜三」と書かれた文字があるということです。
祖父 喜三誠志さん：
「よかったかなと思ったんですけど、半分は違う方であってほしいなと」
「何度か片付けをして、いつ戻ってきてもいいように、早く休ませてあげたいという準備はしてます」
翼音さんの両親も警察で写真を確認していて、2日には司法解剖をするなど身元の特定が進められます。
